マイ・インターン

評価:★★★★

マイ・インターン

アン・ハサウェイ演じる主人公(ジュールズ)がオシャレ業界でバリバリ働く話と聞いてプラダを着た悪魔の続編ぽい感じかなと思ったら全然違いました。

テンポの良さや衣装の可愛さは似ているけどストーリーは違うし主人公の仕事に対する向上心や向き合い方はマイ・インターンの方が強め。

何より観終わった後の気持ちがプラダを着た悪魔は「明日も仕事頑張るぞー!」って感じだったのに比べるとこちらは「うん、明日も仕事を頑張りながら家族を大切にしよう」と穏やかに仕事と家族のことを思いました。

エネルギーを強くもらえる映画というより明日へのじんわりした活力をもらえる良い映画、そんな感じです。

さすがロバート・デ・ニーロ

相変わらずアン・ハサウェイは可愛いのですがそれより何よりロバート・デ・ニーロ演じる70歳の新人ベンが素敵すぎます。

押し付けがましさゼロで人の気持ちに寄り添いつつ、嫌な感じなくすっと存在してくれます。

悩んでいるときはまず話を聞き、時に励まし、時にハンカチを貸す。そう、紳士です。

「ああ職場にこんな人がいたらなぁ・・・」と思った途端自分の職場を思い出し「はあ現実のおじさん社員てこうよね」と現実に引き戻されたり。

そんな私の邪念をかき消すかのごとく主人公のひたむきな仕事や会社に対する姿勢によりストーリーに引き込まれていきます。

あれから15年

主人公は結婚もして可愛い子供もいて主夫をしてくれるパートナーもいて急成長中のアパレルIT系経営者。

なんでも持っているようで忙しすぎる日々がゆえに仕事と家庭の両立の悩みも。

このあたりが共感ポイントですね。

今の日本には主夫をしてくれる人って少ないので日本版として共働き設定で作ったらとんでもない目まぐるしい映画で観てて疲れそうです。

話がそれてしまいましたが、私がプラダを着た悪魔を観たのは社会人2年目くらいで主人公と自分の環境が重なることが多くて励まされました。

そこから15年ほど経ち今はマイ・インターンの主人公ジュールズと重なることも多いです。

毎日仕事と家庭の両立で「楽しい」「子ども可愛い」「忙しい」というキーワードで過ごしています。

そんな今の気分としてはプラダを着た悪魔よりもマイ・インターンの方がしっくりきます。

これが年を取ったということかもしれません。